「推し」こそ生きる希望

愛の花が咲く場所へ

映画『ライアー×ライアー』を見て

どうしても見てすぐの熱のまま書きたかったので

まさかの推し歴の次がこの更新。

 

 

まずは松村北斗、主演おめでとう。

 

恋愛映画ということで、発表時は周りの同担が結構複雑な気持ちになっていましたが、

私としては自担が恋愛映画でもなんでも映像作品に出ることがとても嬉しいです。

そんなこんなでずっと「公開初日に観に行く!」と意気込んでいたわたしは無事公開日に自担の主演映画を見に行くことができました。

 

 

 

以下、映画『ライアー×ライアー』のネタバレを含みます。

 

 

 

 

 

 

 

あまり事前情報を入れずに観たので、「それ予告で言ってただろ!」とか「雑誌に書いてあったよ」というのは気にしないでください。

 

 

最初にスクランブル交差点を歩く人たちが映るんですが、そこでアイランドストアの袋がばっちり映ってて面白かったです。

そして渋谷で透と制服を着た湊がぶつかるシーン。

いやこんなんバレるだろって思ったら透から「何してんの?」というセリフ。

いや透も気づいてたんかい!!!!

勝手なイメージでは、透は最初っから気づかず一目惚れするもんかと思ってました。

 

 

そっから流れるように湊をナンパする透。

この顔面でLINE教えてとか言われたら教えちゃいますよね。

湊の「親厳しくて携帯持ってないんだよね」っていう言い訳も、今の時代厳しそう

そもそも渋谷を金髪巻紙で1人で歩くJKが携帯を持ってないなんてこと現実でありえる?と思いました。

しぶとく電話番号を渡す透も怖いですよね、執着心が。

 

その後、どんどん「ミナ」にはまっていく透を見て、可愛すぎる自担にメロメロ。

樹かジェシーにしか見せなくない?みたいなデレデレの表情が大画面で堪能できて感無量。

そういえば隣に座ってた女の子も、透が甘いセリフを言うたびに息を吸ってて面白かったです。

 

携帯を持ってないミナに携帯をあげるシーンはさすがにやばさを感じました。

透絶対ヤンデレだわ。

こいつ別れたら消息不明になるやつだ。

 

親が厳しいから携帯持てないのに、家にいるであろう時間に電話かけんなよってのもツッコミどころですね。

 

 

水族館のデートで透がヤドカリが大好きって話をした後にミナが間違えて昔の透の話をしてしまうシーン。

「だからみんながエイとかに興奮してる中1人でヤドカリ見て」まで言ってるけど、そんなんバレるでしょ!!!詰め甘すぎる!!!

「なんで知ってるの?」って言われて慌てて「私の話だよ?」って言うけどそんな全く一緒のシチュエーション経験してるなんて運命すぎるでしょ。

それに騙される透。本当に騙されてたのかうっすら気づいてるけど騙されたふりをしてあげたのか

 

 

ある日湊が男に家まで送ってもらい、家の前で話しているところにちょうどバイトから帰ってくる透。

透が先に家に入り、あとから湊が入ると玄関の不自然な位置で突っ立っている透。

あれは湊じゃなくてもびっくりする。

そのあと透が「今の彼氏?」って聞くの、絶対そういうことじゃん!!嫉妬してるじゃん!!

乙女漫画あるあるですね

 

 

何はともあれ、透とミナはデートを重ねて、ついに透がミナに合鍵を渡す。

彼女のために一人暮らしするってすごいけどそこまでしてくれる彼氏羨ましい〜!!

ただJKを家に連れ込む気満々なのはコンプラ的にどうなんですかね。

一人暮らし先の家がベッドではなく布団で昼間はちゃんと畳まれてることに安心しました。

合鍵を渡す前にミナにキスしようとして軽く突き返される透可愛かった。

私だったらあんなんキスしちゃうって。

 

 

そして引っ越しのシーンでついに出てくるしめちゃん。

可愛い!!!!!!

ラフ着でいかにも大学生って感じのゆるさ、たまらなく好き。

未だにしめちゃんはBBJのヤンキー役のイメージしかなさすぎて、こんなにさわやかな役をやっているの感動

そもそも同期で映画出演ってとこがエモいんですけどね。

 

 

ミナが親の転勤でエクアドルに行くからと透に別れを伝えるシーン。

自担が泣いてる!!!!!!自担を泣かせたのは誰?!?!?!ミナです。

ストーリーに泣きそうになると言うよりは、自担が泣いてる演技をしてることに泣きそうでした。

 

 

そのあと透は大学にも行かず、親やしめちゃんですら連絡がとれなくなる。

やっぱりね??????

最初はもうエクアドルに向かってるかどっかで死のうとしてるかだと思いました。

さすがにそこまで過激ではなかったよかった。

湊が透のアパートまで行き、外から「透!」と声をかけると「ミナ?!」と慌てて出てくる透。

よくよく考えたら、顔があんなに似てて声まで同じなんだから気づくよなぁ

湊と分かった瞬間「何?用ないなら帰って」と吐き捨てる透。

湊は湊で「私じゃダメなんだ」と落ち込んでるし

 

そして復活したミナ。

透の家まで行って帰ってきたよと顔見せた瞬間、キスを迫る透。

え?しちゃうの?!

と思ったら「外だから」と突き返してて安心。

ここでバイバイするときの北斗がめちゃくちゃ可愛い。

髪はボサボサ、服もダル着で裸足。だけど大好きなミナに向かって両手で手を振る姿がもうわんこ。好き。

 

 

だけどしばらくして、透から別れを告げる。

「ミナを利用して大事な人を忘れようとしてた。」

あるあるー!!

でもその大事な人を聞いたとき、透が「その人は死んだ」と答えた瞬間叫びそうになりました。

えーーーー?!?!?!死んだ????

まあ4秒くらいして、姉弟だから心の中で殺したって意味かなと理解したんですけど。

まさか死んだと言うと思わなくて目見開いちゃいました。

 

ミナと透は別れたけど、湊は透を好きになってしまい葛藤。

小関くんと色々あり、本当のことを言おうと決断する。

 

一方透は、「湊が携帯を2つ持っていた」という母の話から、もしかしてと疑いだす。

振り返れば、そもそもぶつかった瞬間顔が似ていて湊と間違えたし、今時のギャルなのに携帯を持っていない。水族館デートでは自分の過去を知っていたし、引っ越しの際には自分のことをギャル好きと罵ってきた。

自分の部屋に戻り、覚悟を決めてミナの携帯に電話をかけると隣の部屋から着信音が。

 

 

2人が品川駅でぶつかり、湊は渋谷の時と同じようにかける。

見上げた透の手元には、ミナの携帯が。

 

2人で丘の上で話し、湊はすべてを話して透に謝る。

すると、透も「ごめん」と言う。

「なんで謝るの?」と聞くと、実はずっと好きだったという告白。

回想シーンで北斗の学ラン姿が見れてにやにやしました。

あと、湊が男と帰ってきた時のシーンも回想に入ってくるのですが、玄関に入った瞬間崩れる透が、湊がドアを開けた時に慌ててまっすぐ立ち直して「あの不自然な立ち位置はこういうことか」と納得したと同時に透の表情の変わりように思わず吹き出しそうでした。

「ほんとバカだよね、私たちって」というセリフでハッピーエンド。

この時の透の顔がすごく優しくて好き。

 

「行きたいとこがある」と透が湊を連れてきたのは、2人が初めて出会った動物園。

2人で見たペンギンの前で、ついに、ついに、透が湊にキスをする。

まさに触れるだけのキスだったけど、思わず息を呑みました。

初めて会った日は、湊が姉らしく迷子になったら困るからと透の手を取り引っ張るが、今度は透が手を差し出す。あの日湊に言われた言葉を真似し、「今度は俺が引っ張る番」。

かっこいい!!!!

 

2人が手を繋ぐ後ろ姿のシーンで僕僕が流れ出す。

北斗から歌い出すこの曲が最高なんですわ。

そしてエンドロールが始まり、1番上には「松村北斗」の文字。

映画のエンドロールで1番最初に名前が出ることが嬉しすぎて、エンドロールで1番泣きました。ほんと。

エンドロール中に小窓で流れる映像ではその後幸せになる透と湊。

親にも打ち明け、丘の上で透がプロポーズをする。

「結婚してください」という透に私までにやにやしてしまう。

エンドロール終盤で2人の結婚式の映像に。

白いタキシードを着る北斗がカッコ良すぎるし、少しチャラめな参列するスーツを着たしめちゃんも最高すぎる。ありがとうございます。

 

 

映画を見終わったあとも余韻が抜けず、

とりあえず覚えているうちにと書き残してみました。

恋愛映画(とくに乙女漫画が原作の映画)は好きな俳優が出演していない限り見ないので何年振りでしたが、

透を演じる北斗が、表情や仕草から演技をしていて、素敵な作品だなととても思いました。

 

北斗のキスシーンは数年前に黒の女教師で見ていたからそれに比べたら衝撃は少ないので良かったです。

 

 

滑舌があまり良くなく、自分からもあまり「演技がしたい」とは言えなかった北斗が、主演としてこうやって堂々と演技をしている姿に感動しました。

もちろん、歌って踊ってアイドルをしている北斗も大好きだけれど、

北斗自身が大好きな演技をできているのを見るのも幸せです。

 

友人を連れてもう一回は見る予定なのでその時はもっと細かいところまで見れるといいなと思います。