「推し」こそ生きる希望

愛の花が咲く場所へ

大好きだった自担がグループを辞めた話

2022821

 

少年忍者・平塚翔馬の最後の現場となった『ぼくらのサバイバルウォーズ』の実演を映画館に見に行った。

平塚さんが脱退してからの2ヶ月半でだいぶ吹っ切れたかなと思ったけど、全然そんなことなかった。

 

 

 

 

 

 

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担当だった平塚翔馬くんが、所属していた少年忍者を脱退した。

報告はたった19秒のISLAND TVだけ。

 

 

 

少し遡って20225月中旬、平塚さんが退所はせず脱退するという噂を目にした。

 

退所の噂が出るたびに正直「またか」って思っていたけど、今回は脱退の噂だったから「もしかして?」と嫌な予感もしていた。

 

そこからISLAND TVYouTubeを全部保存して、忍者の現場を連番してた内村担のリア友に「今回こそはダメかもしれない」と弱音を吐いてた。

別に、噂に惑わされているだけで、6月になっても平塚さんは忍者にいて、夏の現場に向けてレッスン頑張っているってオチでも全然良いから。

 

 

なんで脱退?

退所じゃないの?

 

って何度も考えて、さすがに脱退は嘘でしょ。

忍者抜けるなら、事務所もやめるでしょ。

 

ってどこかで考えていたけど、

噂にしては脱退なんて珍しくてじゃあ本当かもとも思っていた。

 

じゃあ平塚さんが抜けた忍者を応援できるかな?

忍者を抜けた平塚さんを応援できるかな?

 

ってずっと考えていたけど、

実際そうなってみたいと分からないことが多くて、Twitterに壁打ちばかりしてた。

 

以下、脱退の噂を初めて目にしたときの壁打ちツイ。

 

 

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ふーん平塚さんやめちゃうんだ〜へえって流せるかなと思ったけど意外と無理だし流出した割にちゃんと好きで困るし辞めるまで全力で応援するわって笑ってたけどいざ辞めるとなるとそうじゃないじゃん?ってなるしなんであんなに頑張って入ったジャニーズをこうなってしまうんだろうねえなんで?

 

平塚が抜けると聞いて、わたしは「少年忍者」の平塚が好きなのか「ジャニーズ」の平塚が好きなのかどっちなんだろって思ったけど、どっちでもないんだろうなあ、でも好きなの、やめたい

 

まあ私は自分が平塚への気持ち無くなるまで推すのみだけど、平塚がいなくなった忍者には居座らないだろうな、とらじゃみたいなことない限りね

 

まあ普通に考えて、1人脱退するくらいで重大発表なんてないと思うけどね。しれっといなくなって、しれっと出演者変更のお知らせが載るの。公演日程の下に、赤文字で、「出演者の変更があります」って

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とらじゃみたいな〜は、顕嵐担(ゆるく海人担)をしてた私が顕嵐が抜けてもうみちゃん一本にしてとらじゃを推し続けた話。

出演者変更は、JUMPから龍太郎が抜けた時SUMMARY2011の実体験。

 

 

そこから約半月、ずっと覚悟をしていたからか前日の23:55頃からISLAND TVを更新しまくって、プロフィールが消えないかを確認しまくってたら動画が上がった。

 

見た瞬間に内村担リア友に電話をかけて「脱退だって」と言ったけど、ショックなんてもうなかった。

やっぱりそうだったんだ

って気持ちしかなくて、答え合わせしたくらいの感覚だった。

 

たった19秒の動画を見た感想は「それだけ?」

 

これからどういうことをして行きたいとか

こういう気持ちがあったからグループを抜けたとか

もっと言うことあるでしょ、全然納得できないよ。

 

 

ジャニーズJr.のゴールは「デビュー」だと思っているので(一部例外の方もいるけど)

どうしても脱退=デビューする気はないのかなって思っちゃったし、例えば舞台に力を入れたいとかそういう明確な目標があるならわかるけれど平塚さんは外部の舞台に出たこともなければ映像作品だって、忍者が主演を飾った文豪少年ですら脇役。グループに所属していることである程度の活動は確約されているのに、なんで?と思ったし、正直、「やる気ないんだな」と思ってしまった。

 

「応援が足りなくてごめんね」

なんて言いたくなかった。

人に自慢できるほどお金や時間をかけていたわけではないけれど、自分の中では写真も全部買って、グッズも買って、現場にも足を運んで、YouTubeや音楽番組に出た時は意識的に名前を入れたツイートをたくさんしてたつもりだった。

それに、自分と同じかそれ以上に平塚さんに力を入れて応援している人をたくさん知っている。

だから、私たちファンが頑張らなかったからだ、頑張っていればどうにかなったかもしれないなんて思いたくない。

 

 

 

6月から、平塚さんがいなくなった忍者からは離れようとYouTubeや少クラで忍者を見ることがぐんと減った。

 

元々、なかなか出なかったYouTubeも、なかなか抜かれない少クラも「平塚さんの所属しているグループだから」と全部見ていたけど、平塚さんがいなくなるとわざわざ見ようという気が起きなくなった。

 

平塚さんからはなんの活動報告もない、生存確認すらできない毎日が過ぎて、忍者を見ることもほとんどなくなって、摂取しなければそれなりに気持ちも落ち着いてきて、降りたんだな自分って思った。

 

 

ドリボが発表されればもちろんそこには平塚さんの名前なんてなくて、

太陽の笑顔のMVが上がればもちろんそこには平塚さんはいなくて、

なんとか途中から幕が上がったサマステのステージには平塚さんはいなくて、

 

なんでこう言う時に自名義が当たるんだろうって思いながらサマステは行くのを辞めた。

もし7忍が、私が平塚さんにやって欲しいと思っていた曲を平塚さん抜きでやっていたら耐えられないと思ったから。

The Shining Starを歌うとは思っていたけど、そこに平塚さんがいなかったら耐えられないと思ったから。

 

 

サマステはフォロワーから流れてくるレポを見ていたくらいだけれど、平塚さんがいない21人の忍者に新曲ができたのも、去年のサマステより豪華なのも、全部全部しんどかった。

 

オーラスの挨拶も、はっきり言って「私はあなたたちの気持ちはわからないけれど、お金と時間をかけて応援してきたファンの気持ちはあなたたちにはわからない」としか思えなかった。

 

 

忍者担に会うたびに「もう大丈夫だよ」って言ってた。実際、毎日泣いているとかそんなことはなかったし、5月中旬〜6月の頃の気持ちと比べればなんてことなかった。

でも、ふとしたときに平塚さんの写真を見てため息が出たり、平塚さんのいない少クラや雑誌を見て「脱退なんてしていなければ」なんて考えたりもしていた。

 

 

 

そんな中、ぼくサバの1週間限定の再演が始まった。

実演に行ったときは、少年忍者の平塚さんを生で見る最後の機会なんて思わず、「いつもよりダンス気合い入ってる気がする!」なんてお気楽に考えてた。

 

少年忍者・平塚翔馬の、最後の現場。

 

 

東版を見に行けるのは都合上、日曜夜だけ。

 

平塚さんへの気持ちを今度こそバイバイするために、見に行った。

 

 

「しょまのどこが好き?」って聞かれたとき、いつもなんて答えていいかわからなかった。

大好きだけど明確にここが好きってよりは平塚翔馬って存在が好きだから。

小さくて丸いお顔にぱっちり二重の大きい目と太い眉毛、綺麗なお肌にちょっと歯並びの悪い大きな口も全部好きだし、踊る時に口が開いちゃうところとか、手のひらを広げるところとか、すぐに唇ぺろってする仕草とか、みんなのクッションなところとか、好きなところはいっぱいあるけれどなかなか言葉にできなかった。

 

 

だけど、映画を見て、やっぱり好きだなと思った。

 

出演時間は短いけれど、実演では全く喋ってないけれど、大好きな平塚さんがスクリーンにいて、忍者担をしていた時の思い出が蘇って、戻りたいなあって。

 

 

多分、当分引きずると思うしふとしたときに思い出してしんどくなるとは思うけれど、

ひとまずぼくサバをスクリーンで見れる最後の機会でした!

はやく円盤決まらないかなあ