「推し」こそ生きる希望

愛の花が咲く場所へ

6周年のすとーんずラブの日にSixTONESに会いに行った話

こんにちは。

先日、on eST横アリ公演に参戦してきたので、Twitterのレポなどを見て思い出しながら備忘録を書いていこうと思います。

 

まず、以前記事でも書いたようにジャニーズを追う期間があいていた私は、このライブがなんと2016年に参戦したHey! Say! JUMPの横アリ公演以来でした。

 

SixTONESに会うのは2015年のガムシャラ夏祭りとガムシャラ!J's party以来。

...かと思いきや、2019年にデビュー曲を初披露した音楽番組の観覧に行っていました。

 

まあ、ライブ自体はすごく久しぶりで、とても緊張しておりました。

 

 

また、一緒に参戦した友人(髙地担)は2年前くらいにジャニーズにハマってライブ自体も初めての友人だったので、慣れていない相手といくという面でも緊張でした。

 

 

元々2021年1月に開催される予定だったon eST横アリ公演。

感染症によって開催が延期され、やっと開催できることとなりました。

そして振替日は6周年の6月6日。すとーんずラブの日です。

 

4連で残り2連は初めましての方(北斗担・森本担)に同行いただいたのですが、このお二人がとても優しかったことが救われました。

 正直スト担にはちょっと怖いなという印象を持っていたのですが...とても話しやすい方で安心しました。

 

会場についてドキドキのデジチケ発券。

いざ発券し、座席についてみると...

 

 

センブロ外周横!!

 

 

めちゃくちゃ良いです。

今回は外周が前方しか使われないようで、つまり真横に北斗がくる...?と戸惑いました。

座席的には私が一番外周側、同行のお姉さん方が花道側というように座らせていただいた(ありがとうございます...)のですが、外周にそれぞれの担当がきたら遠慮せず前来てくださいという話に。北斗担のお姉さんとは北斗がきたら一緒に見ましょうと。

 

そして、真横を見上げるとスイートボックス(関係者席)が綺麗に見える!!

横アリ初日の見学が豪華だったので、ついつい気になってしまいました。

 

開演まで時間があったのでそのまま私と友人は横アリ探索へ。

1階から3階までぐるぐる喋りながら回ってました。

そういえば、ハピライの「Fire Storm」も横アリを目一杯使って披露されていましたね。

余談ですが、あの時の康二が関ジュ背負ってる感じが溜まらなく好きでしんどかったです...

 

さて、開演も近くなって戻り、開演直前に関係者席を見ると10数人座っていました。

下段ステージ側から八乙女光くん有岡大貴くん(ちょくちょく2人で話してた)、少し間があいてバクステ側に1人。

中段は真ん中あたりに2.3人いました。(ここにライアーライアーの監督さんかな?)

上段ステージ側から桐山照史くん(全身黒)、元木湧くん内村颯太くん(ポンパ、姿勢よかった)。その間に3人くらいいた気も...

アリーナからは見えませんでしたがどうやらその後ろにも座っている人がいたようです。

 

 

 さて、セトリ順に少しずつ思い出しながらTwitterのレポも見つつ書いていきます。

 

 

 

以下、on eSTのネタバレを含みます

 

 

 

 

 

 

 1.Mad LOVE

・配信と同じ感じ、出てくる...出てくるぞ!ってドキドキしながら見てました

 

2.Dance All Night

・出てきたー!

 

3.NAVIGATOR

・モリのバク転がやはり綺麗でした

 

4.Telephone 1ST ver.

・「call me girl」北斗が肩をはだけさせてがっつり肌が見えてた...崩れ落ちそうになりました

 

挨拶

 

5.S.I.X

・メンステから出てきて花道通ってセンステへ

 

6.Special Order

・センステ。高さ的に見えないとこが多かったのでほとんどモニター見てました

 

7.Call me

・配信とセトリが変わった1曲目。生で聞けてよかった...!

 

8.My Hometown

・上手側こち、下手側モリだったかな?ペンラ指定なし。

 

9.ってあなた

・歌ってない時の北斗が切ない表情で放心状態でした

 

10.So Addicted

・ライト演出。北斗は下手端。マイクの持ち方が小指立てて角度つけてました。

 

11.NEW WORLD

・下手スタンドに向かってめちゃくちゃファンサする樹、ソロパート以外まったく歌ってなかったです

 

12."Laugh" in the LIFE

・♪遠慮なしでいこう〜

ジェシーがロボットっぽく歌う

それ以降のそう!シェアすると〜からはきょも樹でセリフっぽく

・森「♪Everybody say Oh〜」スト5「いぇーい!」森「Everybody say come on〜」スト5「イェーイ!」森「イェーイ!」スト5「イェーイ!」

・♪Happy-glad 〜の北斗くん「おりゃ〜!どりゃ〜!っしゃ〜!」 

 

MC

・盛り上がってマス!ニジマス!→釣ったのはアジサイ! こち「ちなみに何色?」ジェ「PINK!」 樹「知ってるんだ」 ジェ「なめんなよ!チャコペンも知ってるから!」

 

こちの前髪の話

こちの前髪が真ん中に寄ってることがきになった樹。帽子取ったらボリューミーなこち。ジェ「パイナポー!!」こち「ジャニーズってパンチパーマとかありなのかな?」樹「ありでしょ、坊主でデビューした人もいるんだから」その話で盛り上がり始め、樹「この話やめない?」お前から始めたんだろと言われ樹「俺はさわりだけじゃん!」北「いやもうドア開けたのよ、そしたら入っていくでしょ?」とみんなでドアを例えに樹を責め出す

・すとーんずラブの日の話

きょも「6周年の6月6日だからトリプルシックスだね!」

 

樹が妹が欲しい話。

樹「俺らが家出てったらすぐ子供作るんだーって思うよね。仲良くてなにより。」→妹できたらどうするの?

樹「授業参観にはゴールドのアクセサリーにサングラスかけていく。」→彼氏ができたらどうするの?それがこちだったら?

樹「髙地はいいよ、貯金あるから。」樹「ジェシーは俺のこと好きすぎて妹ほったらかしにするからダメ。」ジェ「じゃあ俺と樹が付き合えばいいのか」きょも「うち金ならあるよ」樹「任せられない。」森「俺はクレジットカード渡すよ!迎えにきてって言われたらいくよ!」樹「パシリじゃん!」樹「北斗は論外。妹の性格がひん曲がりそう」北「まさにそうなのよ」樹「俺の妹と付き合いたいわけだろ?PRしろよ」北「俺と...ごめんおすすめしないわ(内側に入ってくる)」きょも「なんで前に出てきたの?」きょもが北斗の真似してて可愛かったです

あと、こちと妹が付き合ったらの流れの時こち「樹はお兄さんになるのかな?」樹「当たり前だろ?お前敬語使えよ!」って件

 

他人のうちわの話

樹→風磨、桐山、久保廉、しょっぴー。桐山は地元の友達だからって話になって見学席の桐山がオーバーリアクション。実家の近くにアリオとセブンとファミマ。

きょも→昨日最前にいて自分のうちわ持ってた人が目あったらひっくり返して、誰かの顔出てきたと思ったらお父さん

ジェ→おさるのジョージ、ヒロミさん。みんな作る時どんな気持ちなの? 樹「感謝してるんじゃない?」 「棟梁〜!!」って?ビスで固定したら床とくっついちゃった!

森→平野。本並さんに似ている話。振り返ってモリか本並さんかクイズ。答え合わせはきょもがゴールきめるときに止めるかスルーするか。正解は本並さんでした。

北斗→最近のび太くんが増えた

 

 

13.僕が僕じゃないみたいだ

・歌ってる時めちゃくちゃ萌え袖な北斗

・曲後ゆごほくMCで「もう一度見たくなってきた」という話に。「見たよー?って方」「見たかったけど見れなかったよーって方」って手挙げさせていたけれど、見れなかった人はほとんどいなかったのかな。見れなかった人のためにもう一度見れるようにお祈りしてくれる北斗

・次の曲振りでペンラを好きな人関係なく下手が青、上手が赤にしてほしいとのお願い。こち「制御きかねえよって人はお尻の下にひいといてもらって、あとは洋服の中とかパンツの中とか。」

 

14.EXTRA VIP

・上手側にジェシー、下手側に樹の箱部屋。ソファーにどっかり座るジェシーかっこよかった...。そして帰りがけに、これが入り口の上においてあることに気づきました。

 

15.Coffee & Cream

・下手側外周で椅子並べて歌っているのであまり見えませんでした;;

 

16.Lemonade

・下手からセンステへ、トロッコでバクステへ

 

17.Strawberry Breakfast

・配信からセトリ変わった2曲目。トロッコ。外周通ってメンステ行くときのみんなが可愛かった

 

映像

・配信とは別の映像。一人一人顔のアップで目を動かす。ちょっと怖かったけど北斗のお顔はやっぱり綺麗

 

18.Bella

・配信からセトリ変わった3曲目。苺朝食はMVがあるけどcallme とBellaはあまり自分からCD聞かないので新鮮...!

・ライト演出がめちゃくちゃ綺麗

 

19.RAM-PAM-PAM

・サスペンダー衣装のためパンツ見れず。途中でセンステ移動

・こちがみんなの分脱いでました

 

20.NEW ERA

・センステ

 

21.Imitation Rain

・センステで円形になって火の雨

 

22.ST

・みんなが花道に並ぶところで北斗だけ見てたらいつの間にか他の人に位置がめちゃくちゃ変わっててびっくりしました。そっからメンステに戻る

 

23.Lifetime

・メンステ。終わっちゃうんだあって悲しくなってくる

 

ec1.うやむや

・歌ってない時の北斗が一点を見つめて微動だにせず少しびっくり

 

ec2.この星のHIKARI

・ 始まる前に外周下手側からセンステに登ろうとする北斗とセンステに立つジェシーが何か話して(?)いました。北斗の口がずっと「o」になってて可愛かった...

 

・北斗が上手外周きてくれたけどずっとこっち見てくれなくて(見学席の監督さんにふりふりしてたらしい)、北斗担のお姉さんとめちゃくちゃ祈ってたら真前にきたときにこっち向いてくれました(なおファンさはもらえず)

・最後の最後に森がピアスを投げようとする仕草。騒ぐおたく馬鹿にした顔してた。 

 

締め挨拶

ジェシーが「さあ始まりましたザ・少年倶楽部!」「昨日はプリンスホテルの9階だったんで、今日はプリンスホテルの7階で!」

・見学席の内村くん、片手はパーで片手はグーの拍手で意味わからなかった...しかもそのあと、指の骨なくなったんか?くらいのふにゃふにゃの拍手してて、遠くから見てもすぐわかるくらい内村くんだった...

 

 

 

とくに残ってるとこを中心に書いたのですが、もしかしたら記憶違いがあるかもしれません...

とにかく外周に来た時が近かった...!!

 

 

終わった後も友人と連番したお姉さん方と興奮冷めやらぬまま退場。

 

 

久しぶりに見た北斗はやっぱり顔が優勝してました。

そしてSixTONESのパフォーマンスはレベルが高すぎる。

 

ライブっていいなって、改めて思えた1日でした。

 

改めて、SixTONESって最高だなと実感しました。

やっと開催された横アリ公演。

そして、on eST自体も折り返しになりました。

 

残りの公演も無事開催され、

SixTONEのみなさんもTeam SixTONESのみなさんも

健康のまま全公演駆け抜けられますように...

勢いで大阪に行って『陽だまりの樹』を観劇した話

こんにちは

そういえば3月末に面白い成り行きで陽だまりの樹を観に行ったので

書き残しておこうかなと思います。

 

 

東京の大学に通っている私は3/27(土)に卒業式でした。

桜を背景に大橋くんのちびぬいと写真を撮ったりとしっかり大学内で最後のオタ活を楽しみました。

卒業式には高校時代の友人(2019年くらいにジャニオタになった)も来てくれて、卒業式が終わってからは情勢上大勢で打ち上げをするわけにも行かないのでその友人と20時まで居酒屋に行きました。

この居酒屋で友人はまあまあ酔っ払っていたのですが、問題はこのあとです。

 

コンビニでそれぞれ色々買って(寒すぎて温かいココア買いました)、近くの大きな公園でもう少し語ろう!ということになり移動...

その公園は私の大学の人御用達なのでもちろん酔っ払った卒業生がいっぱいいたのですが、そんなことは気にもせずベンチに座ってジャニーズの話をしていました。

 

私が猪狩さんの島動画を流して友人はTwitterをいじっていると、突然

 

「待って!矢花大阪にいるんだけど!!」

 

と言い始めました。

このとき、この友人はちょうど7MEN侍の矢花くんにハマりたててで一番熱があるときでした。

よくよく聞くと、どうやら3/27(土)のSexy Zoneの大阪公演に見学に行っていたようです。

そして今日と明日は大阪でりんねの舞台もある・・・

りんねの舞台の東京公演は、侍メンバーはほとんど見学に行ったようですがこの時矢花くんはまだ見学に行っていませんでした。

 

これは明日も大阪いるぞ、と。

 

遭遇目当てかと言ったら全く違うのですが(見学にいたらいいなとは思った)、友人は関ジュも通ってきたことあり私は言わずもがな関ジュ大好きなので、

とにかく大阪に行きたかったんだと思います。

 

「一応、一応ね?」と言いながら最終の新幹線と夜行バスを調べました。

幸い(?)、20時に居酒屋を出たのでこの時はまだ21時半ごろ。夜行バスは0時半ごろまであるので、コンビニなどで必要なものを買い足しても時間に余裕がありました。

 

 

「矢花も大阪いるし、今から大阪いくか!」

 

 

と、まあそんなわけで袴は学校で借りたので私服を着ているものの、

髪型はばりばりに卒業式用のヘアアレンジがされて花がぶっ刺さったまま大阪に行くことになりました。

ちなみに母親に連絡を入れたら呆れられました。

 

 

 

以下、『陽だまりの樹』の内容にはあまり触れずに書き進めますが、一部ネタバレを含む可能性があるのでご注意ください。

 

 

 

 

 

大阪につき、『陽だまりの樹』の夜公演(つまり大千穐楽)を観に行くことになったのですが、おそらく矢花くんは昼で帰ってしまうよな、と思ってはいました。

 

朝イチでメイクスペースに行きある程度顔面を作って、だらだらしながらお昼ご飯を食べました。多分。

案の定昼公演に矢花くんが見学入ったというツイートを見て、まあ別に会うのが目的じゃなくて今日のメインはりんねの舞台だから、と励ましました。

ちなみに、りんねはジャニーズに数少ない同い年なので好きです。

 

 

陽だまりの樹の事前情報が何もなかったので、「りんねが主役」「もう1人Jr.の子が出ている」「昔の時代の日本が舞台」くらいしか知識がありませんでした。

一応ホームページのイントロを読むも、日本史が苦手だったわたしにはさっぱり。

とりあえず事前情報を入れることは諦めて、舞台を見て楽しもう!と思いました。

 

 

席は真ん中あたりの列の下手側。

感染症対策で1席ずつあいてました。

 

 

始まってすぐ、「開国派」「攘夷派」という単語が聞こえ、江戸時代の幕末というのがすぐわかりました。

日本史の中で唯一と言っていいくらいわかる部分です。(某漫画の影響です)

 

開始早々

 

 

え、あのJr.の子かわいい!?!?!?

 

目を丸くして見てしまいました。

 

幼顔で、少しだけ舌ったらずの高めの声。

だけど身長は高くてすらっとしている弟弟子役くん。

 

 

決めました、推します。

 

 

舞台の内容はすっ飛ばすのですが、大千穐楽ということでカテコ付き。

「中学を卒業したばかりの阿達慶です!」と緊張しながら自己紹介する阿達くんのかわいいこと。

 

15歳!?久保廉と同い年!?

 

あまりの大人っぽさに一瞬戸惑いました。

 

「これが僕の初舞台です。いつか僕が大きくなったら、『阿達慶の初舞台見たんだぞ!なんなら私が育てたようなもんだぞ!えっへん!』って言っていいですよ」

って本人が言っていたので、喜んでえっへんしていこうと思います。

 

舞台が終わった直後も、一言目に友人に「阿達くん推すわ」と伝えました。

舞台自体もとても良くてしっかり泣き、友人はパンフレットをしっかり購入しそれを持ってプリクラ撮りました。

 

終わってからは最終の新幹線まであまり時間がなかったので、阿達くんの島動画を見ながら帰りました。

 

その後、阿達くんの出ている島動画を全部見て、すっかりハマってしまいました。

 

 

あの日、27日にセクゾの見学に行っていた矢花と

あの日、27日28日で大阪公演を頑張っていたりんね

阿達くんを器用してくれた陽だまりの樹

 

すべてに感謝です。

 

 

ちなみに、阿達くんの初公式写真がついにアイランドストアにて発売されました。

あざとさMAXの阿達くんがアイランドTVで「3枚ずつ買ってください」とのことだったのでもちろん購入しました。

みなさんもぜひフレッシュJr.の子たちもよろしくお願いします。

 

舞台『Romeo and Juliet -ロミオとジュリエット-』を観劇して

先日、東京グローブ座にて上演されていた『Romeo and Juliet-ロミオとジュリエット-』を観劇してきたので、少しばかり感想でも書こうかと思います。

 

観劇したのは4月18日の東京千穐楽、上手側の制作開放席からです。

 

なんだかんだ人生で道枝駿佑くんを生で見るのが初めてでワクワクでした。

 

相変わらず語彙力が乏しいので、稚拙な文章で失礼いたします。

 

 

 

 

 

 

以下、『Romeo and Juliet-ロミオとジュリエット-』のネタバレを含みます。

 

 

 

 

 

はじめに、お恥ずかしながら私はロミオとジュリエットの知識があまりなく、観劇前から知っていることは以下でした。

 

シェイクスピアが書いた悲劇

・「ああロミオ、どうしてあなたはロミオなの?」というセリフ

・仮死状態になったジュリエットを見て本当に死んだと勘違いしたロミオが後を追い、それを知ったジュリエットが自身に短剣を突き刺して死ぬ

 

多分マンガやらドラマやらで知った知識だと思います。

 

そんなわけで、ロミオとジュリエットの関係性や身分など何もわからずに観劇したロミジュリでした。

話のあらすじに関しては調べたらあちこちに出てくると思うので、省いていきます。

とくに自分の中で大きかったポイントをピックアップして話させていただきます。

 

 

まず、はじめに道枝くんが登場するシーン。

下手側の通路からの登場にびっくりしました。

さらに舞台に立つと、顔の小ささと体の細さにびっくりしました。

 

これがみっちーか...!!これがロミオか...!!

 

思わず顔がにやついてしまいました。

 

ロミオはてっきり身分が低いとかでジュリエットとの身分の差の恋に悩まさせられるのかと勝手に想像していたのですが、

全然そんなことはなかったですね。

 

あとロミオの口から「ロザライン」という名前が出てきて、誰??ともなりました。

最初は別の女性が好きだったんですね。しかもかなり惚れ込んでいるようで。

 

 

そういえば、東京千穐楽ということで 何公演もこなしている故、喉が少し枯れているようでした。

初めて生で聞くみっちーの声におや?という気持ちがありつつ、でも目の前にいる道枝駿佑は確実にロミオでした。

 

 

ロミオがキャピュレット家のパーティーにしのびこみ、ジュリエットと出会ってからは一気に恋愛が進み、ロミオとジュリエットは現代で言う「バカップル」そのものになります。

 

制作開放席ということでキスシーンは真横からの観劇でキス自体はよく見えませんでしたが、センターからは見えないようなキス直前、直後のみっちーの表情が見えたのでヨシとします。

 

ロミオが夜中にジュリエットのところへ行き、かの有名な「あなたはどうしてロミオなの」と言うシーン。

こういう意味で使われていたのか、と驚きつつも、2人が口にする言葉の綺麗なこと。

 

ストレートだけれど凝っている言葉の数々には思わず聞き入ってしまいます。

この時のロミオとジュリエットは可愛すぎる!!

 

見ているこっちがにやにやしてしまう可愛さ。

思わず笑みがあふれます。

 

 

そして2人はロレンス修道僧の元でこっそりと結婚式を挙げます。

 

 

幸せな夫と嫁になった数時間後のこと、ロミオはジュリエットの親戚であるティボルトを殺めてしまいます。

 

ティボルトが亡くなり、その犯人であるロミオは追放という知らせを聞いたジュリエットは泣きじゃくります。

 

 

ジュリエットの複雑な感情は、計り知れないほどです。

 

一晩中泣くジュリエットに、別の男との結婚の話がやってきます。

親が勝手に婚約を決め、ジュリエットを喜ばそうと本人の承諾も得ていないまま式を早めることとしました。

 

ジュリエットは結婚を拒みますが、この時に両親からは怒鳴られ、結婚しないのなら出て行けというようなことを言われます。

ジュリエットの気持ちを思い、涙が止まりませんでした。

 

いつの時代、どこの人であろうと、幸せは自分で決めるものであり、自分の人生は自分で幸せにしていくべきです。

何が幸せかなんて自分でしかわからないし、他人の人生を不幸にするなんてもってのほかです。

 

親の決めた結婚を承諾するか、結婚をせず両親から捨てられるか。

そんな選択肢、どっちも嫌に決まっています。

 

ジュリエットを救ってくれたのはロレンス修道僧でした。

仮死状態になる薬をもらい、ロミオに連れ出してもらう計画を聞きます。

 

この時に短剣を自身に向けるジュリエットの迫力が大きく、

瞬きさえしたくないほどに私の中でジュリエットへの思いが強くなっていきました。

 

ジュリエットは仮死状態になり、納骨堂でロミオを待つことに成功しました。

しかし、ロミオには不幸の重なりでジュリエットが仮死状態であるということが伝わらず、「ジュリエットが死んだ」という情報のみが入ってきました。

 

ロミオは追放された先の街で毒を買い、ジュリエットの元へ急ぎます。

この毒買うシーンでロミオは「金が一番の猛毒だ」というようなことを言うのですが、いつの時代もそうですよね。

権力やお金、自分が他人より上にいく術となるものは、人を壊してしまいます。

 

 

納骨堂についたロミオは、仮死状態のジュリエットを見て、毒を飲んで死にます。

 

ロミオが息を引き取った後、ジュリエットは仮死状態から目覚め、ロミオの死を知ります。

ロミオが飲んだ毒を飲んであとを追おうとしますが、一滴も残っておりません。

ジュリエットは、短剣を自分の胸に突き刺し、2人の物語は幕を閉じます。

 

 

とまあだいぶ端折ってはいるのですが、あらすじと少しの感想はこれくらいに。

鳴り止まないカーテンコールの中、涙目の茅野みずきちゃんが出てきた時は再度泣いてしまいました。人が泣いているのを見ると泣いてしまいますよね。

 

鳴り止まないカーテンコールの中、みっちーが「どうしたらいいの?」というような顔で出てきた時はロミオではなく等身大の18歳の男の子でとても可愛かったです。

 

 

該当担ではないし、ロミジュリについての知識も乏しく、おまけに開放席でおそらく見えづらいだろうということもありほんの少しだけ迷っていたのですが、

そんなことがどうでもいいくらいに観劇して良かったと満足しました。

みっちーの声は努力と経験の証です。

大阪公演も無事完走し、大千穐楽を迎えたようで何よりです。

こんなご時世で心配なことは多かったと思いますが、みっちーにとってロミオを演じた経験は確実に今後の糧になると思います。

 

次会う時はアイドル・なにわ男子のみっちーに会えることを願って。

 

改めて、みっちー並びに出演者のみなさまや関係者のみなさま

素敵な舞台をありがとうございました。

目と耳で知った「オートリバース」の世界

目と耳で知った「オートリバース」の世界

 

青春ラジオ小説「オートリバース」が放送されて約3ヶ月。

つい先日、今更ながら原作の「オートリバース」を読了したのでラジオとの相違点に触れながら感想を語りたいなと思いました。

 

放送当時を思い出しながら語りますが、たしか11話分割→Bバージョン→Aバージョン→Cバージョンと聴いていたと思います。

 

最初に聞いたものが11話分割だったので、それをベースに話していきます。

ちなみに小学校の頃は読書感想文がとても苦手でした。

 

 

 

 

以下、「オートリバース(原作含む)」のネタバレを含みます。

 

 

 

 

1話の最初は猪狩蒼弥演じる橋本直が転校先の学校に来たところから始まります。

小説では、学校に入るまでの描写も細かく描かれており、直の性格がよくわかります。

 

なるべく目立たずに生き、人生を諦めたかのような冷静さがあるけれど、独特な視点と「嫌い」という感情を持つ。初めはこの大人しい少年を猪狩さんが?と思いました。

 

教室に入りクラスメイトの前で自己紹介をする時に、同じく転校生の作間龍斗演じる高階良彦が入ってきます。

ラジオではここで高階が「この学校クソみてえなやつしかいねえな」と直に耳打ちします。小説ではこの言葉はなく、驚く直に「なんだよ、本当のこと言って何が悪い」と続けますが、小説ではその前の「親が離婚して苗字が変わったばかりだから慣れていない」という話に対して「本当のこと」と言っています。ラジオという限られた時間の中で、ここで高階の性格がなんとなく掴めます。小説版では直の微妙な家庭環境が描かれますが、ラジオでは初めから離婚したていで進みます。

 

作ちゃんが喧嘩が強い役というもの不思議に感じましたが、いがさくの役のぴったり具合は後々にわかっていきます。

 

 

ラジオでは高階が不良生徒との喧嘩を重ね周りから恐れられていく姿、そんな高階と仲良くなっていく直の姿がコロコロと描かれていますが、小説ではここも細かく描かれます。

学校に居心地の悪さを感じている2人は近くの神社で偶然会い、高階の持っている「ボム!」や直の持っている「カチカチ」などを通じて仲が深まります。

また、高階の目がオニヤンマの目に似ているという話も出てきます。

分割版では高階の「でさ、エメラルドグリーン って何色?」と言う言葉でドラゴンフライが流れます。

 

2話の冒頭は「橋本って高階のパシリなの?」とクラスメイトに聞かれるところから始まります。高階と一緒にいることで守られていた直は、1人になった途端不良たちに目をつけられ、ボコボコにされます。

 

なんやかんやあり、直が高階にカセットボーイを見せ、「オートリバース付きだぜ」と言います。タイトル回収。

「オートリバースってさ、嫌いなんだよ。勝手にひっくり返るから」と言う高階に「なんだよそれ」と返します。

わたしはカセットボーイというものを初めて聞いたし、オートリバースという言葉も初めて知りました。まあカタカナから想像するに自動で反転するという意味なので察しはつきますが。当時大学4年生の私は、初めてこのセリフを聞いたときに「オートリバース って便利じゃん」とチョクが思っているであろうことを考えていました。

 

直をボコボコにした不良と一悶着あった後、直は「俺って高階の何?」と高階に聞きますが、高階からは「なんだよ突然」と返します。「パシリでもいいや」と言った直に、高階は「チョクは俺のダチだ」と言います。

このシーンは、小説とラジオのBバージョンにおいてとても重要なシーンになります。

高階にとっては、チョクは「ダチ」でありどちらが上とか下とかありません。家にも学校にも居場所がない2人は同じなのです。

 

2話の最後、高階は直に「俺好きな女できたから、お前とはもう遊べない」と告げます。ここで小泉今日子の名前が出てきます。

 

 

3話の冒頭は直と高階がNHKホールの収録に行くところから始まりますが、小説ではその前にいかに直が小泉にハマったか、そして直の複雑な家庭についても触れられています。

ラジオでは直は実はそこまで小泉にハマっていなかったのでは?と思えるような感じではありましたが、小説を読めば直がちゃんとオタクなことがわかり安心しました。

 

ここでついに今日子隊、そして田原と出会います。ラジオでは田原は今日子隊に入れてくれ親衛隊について教えてくれた人くらいの描かれ方ですが、小説では田原の人の良さがよくわかります。

小説の田原はいじられ体質の可愛い先輩ポジションでとても可愛いです。

 

親衛隊に入り直と高階は自分たちの居場所を見つけ、「ここは努力が報われる場所だ」という言葉を大切にします。

 

親衛隊が「努力が報われる場所」というのは現代のアイドルファンにも通じるものを感じます。ファンが応援し視聴率や売上枚数など数字として努力した分だけ推しは伸びていきます。もちろん、数字だけではない世界なのはたしかですが、目に見えて数字が結果につながっていく部分はこの頃から同じなのかなと思います。

 

 

4話は直が考えてきたコールを披露するところから始まります。

ここのシーンは原作とラジオで随分異なります。

ラジオではコール披露三谷さんが来て高階がカンパを渡す小銭のまま渡し、公衆電話から盗んだことも包み隠さず伝えます。

しかし小説では、直と高階2人で集めたカンパを銀行でお札に変えてから渡し、どうやって集めたかを聞かれても内緒と答え、高階が「どうしたら幹部になれますか?」と聞きます。その場の気まずさから直がとっさにコールを披露します。

小説では直と2人で集めているから小銭をお札に変えるという頭の良さが見えます。

反対にラジオでは、高階の幹部になりたいという真っ直ぐな思いが伝わってきます。

そしてこのことが功を成し、2人と田原はお茶会にお呼ばれします。

このシーンで初めてヒメが出てきますが、美山加恋ちゃん大好きな私は歓喜です。加恋ちゃんの明るく女の子らしい声が、ヒメのイメージにぴったりです。

 

お茶会のシーンでは、緊張して田原がコーヒーにスジャータ3個入れますが、小説では直が入れています。結果として飲むのはどちらも直ですが

 

小説では、お茶会の後に直の両親が離婚します。それから少しして直の母親は自殺未遂をし、実家のある福岡の病院に入院することとなり、直もしばらくのあいだ福岡で過ごします。

親衛隊の活動も少しお休みします。

 

5話のはじまりは小泉今日子が新宿歌謡祭で卵をぶつけられるシーンから始まります。この事件は実際に起こったことで、中森明菜が咄嗟に小泉今日子をステージ袖に連れて行くところもそのまま描かれています。

小説ではカンパを渡した日、お茶会の前にこのシーンが入ります。

この事件をきっかけに、親衛隊には今まで以上に警備という仕事に力を入れ、何かした人には容赦なく制裁します。

 

この事件が、親衛隊を大きく変えてしまいます。

 

その後、直はカワニシと知り合います。カワニシは「高階隊に入りました」と言います。ラジオでは知らない間に高階隊が出来ていますが、小説では直が福岡にいる間にできたと推測できます。

 

高階隊は武闘派と呼ばれ、直は「親衛隊と暴走族は違うだろ?」と何度も言います。

学校もやめてしまった高階が暴走族の世界へ足を踏み入れてしまうのが怖いのでしょう誰かに「違うよ、高階は親衛隊で力をつけているだけだよ」と言って欲しかったんだと思います。

ラジオではカワニシにも高階にも「親衛隊と暴走族は違うだろ?」と聞き、2人ともに「甘いな」と言われますが、小説を見ていると高階はそんなことを言う人なのかな、と不思議になります。小説を読んでいく中で、私は高階にとって直はとても大きな存在なんだと強く思いました。

 

 

その後小泉今日子の家の前に仔猫が捨てられる事件が起きます。犯人は田原だったのですが、高階にヤキを入れられるところまで描写されています。

高階は、田原に「許してくれ」と懇願されても「田原さん見損なったよ」と容赦なくヤキを入れます

 

6話では高階がどんどん大きくなり、親衛隊の幹部を半殺しにした暴走族を高階隊が反逆しにいきます。

 

小説では、この事件の前に直はカワニシと共に高階隊の副隊長になります。高階隊は千葉の支部を任されることとなり、高階は幹部の1人になります。そんな高階を遠くに感じている直に、高階は「もっと喜べよ、お前は副隊長なんだから」と言います。

高階が田原にヤキ入れしているのを見た直は、「俺たちの隊はさ、ヤキはなしにしない?」と高階に提案し、高階も了承します。ここでも高階にとって直が大事であることがわかります。

ラジオでは直は高階隊ではないし、少しずつ高階と距離が空いていくのが会話の数から読み取れます。

 

高階隊が反逆しにいく一方、行かなかった直はヒメを家まで送るよう頼まれ、直とヒメは電車に乗ります。

「ね、このまま山手線ぐるぐるしない?」というヒメがとにかく可愛い。

小説では、この日の直とヒメが細かく描写され、とにかく微笑ましく可愛いです。

「好きです!って何にも考えずに叫べる相手がいるって凄くいいことじゃない?」というヒメの言葉は、今も昔も変わらないアイドルの存在意義のようなものを感じます。

 

7話は、親衛隊のトップの三谷さんが捕まるところから始まります。臨時の連合長として、高階が連合長代理を務めます。

 

ヒメに呼び出された直は、三谷さんには他にも女がいたという話をされます。そんなヒメに、直は「でもブスだよ、知らないけどブスだよ」と言葉をかけます。

この励まし方が、直なりの精一杯だったんだと思うととても可愛いですし、正解か不正解はわからないけれど、少なくともヒメにとって直を良いなと思う要因の一つになったのかなと思います。私はこの励ました方がとてもとても大好きです。

この後のヒメと直のやり取りで、言葉で明らかにはできないけれど2人が両思いなのかなと察せられるやり取りがあります。

小説では、ヒメが直にキスをし、「イヤ?」と聞くヒメに今度は直からキスをするシーンがあります。その後もカップルのように、2人は何度も唇をくっつけます。このシーンは、後に辻堂の海のシーンに繋がっていきます。

 

藤沢で行われたイベントが中止になり辻堂の海に行くこととなったヒメと直ですが、小説では少し違います。

親衛隊の一部は大阪の暴走族を襲撃しに行き、襲撃に行かない人は藤沢の小さなイベントに行きます。

イベント後に海が近いからと2人でこっそり行くことになります。

この時、小泉今日子の『艶姿ナミダ娘』は2位をとっており、高階たちが過激になっていくのと比例して小泉今日子の人気も上がっていきます。

 

海でヒメは「キスはしないよ」と言います。小説では、これは前に一度キスをしたことによるセリフであることがわかります。

結局キス、するんですけどね。

キスの後、ヒメがグリーンフラッシュの話をします。小説では、直がグリーンフラッシュの話をし、ヒメは「なにそれ知らない」と興味深く聞きます。その後のセリフも、ラジオと小説では直とヒメが逆です。

また2人はキスをして、ヒメは直に「好きだよ」と告げます。直は、「うん」というだけで返事はしません。

小説でのここのやりとりはもっと複雑なのですが、どちらも三谷という存在のせいで両思いでもその先に進んではいけない苦しさが伝わってきます。

お互いは好きになってはいけない人を好きになってしまいました。 

 

話を逸らすように「いま緑に光った」とヒメが言います。曖昧な直に、「今この世界には2人しかいないの。だから2人がそうだって言えばそうなの」と言います。

この時のヒメは、小説でいつしか高階が「オニヤンマだ」と言い、「こんな都会にはもういないよ」と返す直に向かって「最後の一匹かもしんないじゃん」と返した高階にどことなく似ている気がします。

 

小説では、海で舌を入れるキスをする2人が描かれており、ここも後々ジェラートを食べるシーンに繋がるのですが、ラジオ版ではキスもジェラートのシーンもないのが残念です。

 

8話は、カワニシにヒメとのキスを知られるところから始まります。カワニシはこのことを引き合いに、親衛隊を抜けてくれと言ってきます。小説ではまずは高階隊の副隊長をやめてくれと言ってきますが、この時カワニシは「高階さんもチョクさんのことはただの同級生だって言ってるんですけどね」と笑います。

高階がそんなこと言うわけないのに。まわりにチョクは高階のパシリだと言われても、高階はお前はダチだと訂正してくれたのに。直は、「高階がそんなこと言うわけない」と反論しつつも変わってしまった高階に自信をなくします。でも私は絶対に高階はそんなこと言うわけないと思っています。

 

小泉今日子が『迷宮のアンドローラ』で1位を取る前に、小説では直が昔よく高階と遊んだゲーセンに行くシーンと、親衛隊を抜けた田原と話すシーンが入ります。

ここの田原がいい人すぎて好きになりました。高階にヤキを入れられてもまだ、親衛隊や高階を気にかけている田原さん

 

直がヒメに電話するシーンで、カワニシに脅されていることを伝えます。親衛隊を辞めるから大丈夫だと言うラジオ版での直とは反対に、小説では「なんとかする」と言いつつも「ヒメと一緒がいい」と駄々をこねる直の姿が見れます。最後は、「これで終わりにしよう」とヒメに告げられ、2人は離れることとなります。

 

「親衛隊やめるんだって?」と高階が聞かれ、「1位になったから」と直は返します。

ここで高階のやられた記憶のないアザについて触れられますが、高階の病気の伏線ですね。

小説では、ここで直は「好きな女ができた」と高階に告げます。いつしか高階に言われたように。高階には「ヒメか」とすぐ理解され、「やめとけ」と言われます。そして直は「ヤキ入れられんならさ、高階がやってくれよ」と言います。ラジオではこの後に「カワニシから聞いたんだろ?」とヒメのことについて触れられます。

 

私もこの時、直にヤキ入れするなら高階しかいない!!!!!と考えていました。

この後に高階が止まらない鼻血を出し、病院へと運ばれます。

 

カワニシに高階の居場所を聞かれ、「知らない」と嘘をつきます。カワニシは高階が暴走族にビビって隠れていると思い込んでいます。

見舞いに行くと、高階があと半年もたないこと、骨髄性白血病であることを高階の母親から伝えられます。

 

 

9話は、直がお見舞いに「ボム!」を持ってくるところから始まります。仲良くなるきっかけの1つでもあった雑誌です。また、カセットを作ってきたからとカセットボーイごと渡します。小説では、ここでいつかの「オートリバースつきだぜ」「オートリバースってさ、嫌いなんだよ」という会話が入ります。

一度目のこの会話の後に親衛隊に入り2人の関係が悪化していき、二度目のこの会話で2人の関係が少しずつ修復されていくように思えます。

 

病室を出ると、カワニシに会います。高階の入院を知られたようです。直はカワニシに「チョクさん、高階さんが自分のところに帰ってきて嬉しいんでしょ」と言われます。不謹慎ですが、親衛隊から離れて昔のように話せることに嬉しがる直が見れます。

あと半年ということもカワニシは知っており、高階が眠る病室で「あと半年と聞いたけど」と口にします。ここで寝ていたふりをしていた高階は自分の余命を知ってしまいます。

 

小説では、見舞いの際に「病気になってよかったと思ってる」という高階と「高階が病気になってよかったと思ってた」という直の姿が描かれています。病気になり、2人で過ごす時間が増え、昔に戻りつつある関係が見て取れます。ここでの「もう泣かないって約束しただろ」という、直が昔学校の不良にボコボコにされたときの話が出ます。

その頃のことを覚えている高階と、覚えているけれどとぼける直。高階の中でやっぱり直はダチなんだなと思えます。

 

病気と治療がすすむ高階に、「今度、小泉に会いに行かない?」と提案します。『常夏娘』が流れ、直の語りが入ります。この時の「小泉今日子に会えば奇跡が起きる。だって、歩けなかった人がクララみたいに歩いたりするんだから」とは、お茶会で田原が言っていた話です。小泉に会えば高階の病気も良くなると信じて、直は高階を収録に連れて行きます。

 

小説では、収録のあるNHKホールに向かう前にスペイン坂でジェラートを食べます。そこで「ヒメとはやったの?」と高階が聞きます。直は、「やってないけど超エロいキスはした」と話します。

この時は普通の男の子が普通の恋バナをしているように思えます。ただただ微笑ましいです。

 

10話はNHKホールに着いたところから始まります。親衛隊の警備担当に名前を告げ「入れてくれ」と頼むと、拒否されます。昔の人を入れないようにと上の人に言われているようで、直が怒り出すと高階は「駐車場行こう」と諦めて大人しくします。

 

車に乗った小泉今日子が来て、周りにいたファンもみんな騒ぎます。直が必死に叫び、小泉今日子は高階に気付きます。直からは、小泉今日子が「車を止めて」と運転手に言っているように見えます。

著者のインタビューで、駐車場でのシーンは実話だと知りました。著者は「そのことを話す小泉さんの表情が忘れられないです。」と言っていました。この記事を読んでから小説を読んだので、より情景がリアルに浮かび上がってきました。

 

高階の癌は脳にも転移し、意識が戻らないままでした。直は堪らずヒメに電話をかけます。ヒメが電話に出ても黙ったままのチョクに、ヒメは「チョク?」と聞きます。声も出していないのにチョクとわかったヒメは、ずっとチョクからの連絡を待っていたように思えます。

ヒメの口から、三谷と別れたことを告げられますが、直は「うん」しか返しません。そして、ヒメに高階と小泉今日子を会わせたいとお願いします。

この時の直には、ヒメのことを考える余裕もないくらい高階のことを考えているんだなとわかります。

 

その夜、高階は息を引きとります。

無機質に鳴り続ける心電図の音に「高階が死んだのは、その夜だった」という直の言葉が入り、ドラゴンフライが流れます。

高階は最期に小泉今日子と会うことは叶いませんでした。

 

 

11話、タイトルコールの前に、いつかの「オートリバースつきだぜ」という会話が入ります。

 

冷たくなった高階の元に、小泉今日子が訪れます。すっかり忙しくなった小泉今日子は、「ごめんね、間に合わなかったね。」と呟きます。ここからは、小泉今日子と高階の掛け合いになります。高階が親衛隊のことを「楽しかった。みんながひとつになれる場所は他にはないもん」と言います。

どんな思い出であれ親衛隊は高階にとって努力が報われる場所であり、家庭にも学校にも居場所がなかった高階にとって唯一の居場所でありいかに大切であったことがわかります。

カンパのために公衆電話を壊した話も出てきます。そのせいで小泉今日子は警察にいろいろ言われたと言っていますが、どうやらこれも実話のようです。

 

次の歌、『なんてったってアイドル』を特別に高階のために歌います。この曲はこの時代のアイドルに詳しくない私でも良く知っている曲です。

 

歌を聴いた高階は、まだしたいことがたくさんあったのに、と悲しみます。

平安京エイリアンもまたやりたい」「マンゴーのジェラートもう一度食べたい」「チョクにもう一度会いたい」「ああ、ウォークマン借りたまんまだ」

今までの話を辿るように、直としてきたことも振り返ります。

 

 

「高階っ!サンキューッッ!」と、小泉今日子は高階の頬にキスをします。

 

高階のためだけに歌ったライブ、最高のファンサービスです。

 

 

「入学おめでとう!」という賑やかな声が聞こえ、「それからどれくらい経っただろう」という直の声が聞こえます。

小説では、このシーンはまだ大学受験のシーンです。高階は高校を辞めたと直に言ったとき、「チョクはさ、頭いいんだから大学行けよ」と言っていました。その言葉通り、直は大学受験をします。小説では、そこが著者の出身校である早稲田大学であることがわかります。小説では受験の帰り道に当たるシーン、ラジオでは入学のシーンで、直は高階の母親から送られてきた昔貸したウォークマンを聴きます。水色のラベルのカセットテープを入れると、佐野元春の『SOMEDAY』が流れます。

 

テープが止まり、オートリバース機能によってB面が再生されます。直は、「確かになんか嫌だな、オートリバースって」「なんか世の中みたいだ」と高階が言っていた「勝手にひっくりかえるから」という言葉の意味がわかります。

もちろん、高階が同じ意味で「勝手にひっくりかえる」と言っていたかはわかりませんが。

 

突然音楽が止まり、病室の音が聞こえます。間違えて録音ボタンを押したのかと思う直に、高階の言葉が聞こえてきます。

 

最後の言葉は、11話分割とABCバージョンでそれぞれ異なります。

 

 

11話版

「もう泣くなよ、チョク。約束だからな」

「高階、またな」

 

A

「なに、チョク泣いてんの?」

「泣くかよ」

「ならいいけど」

「高階」

「なんだよ?」

「ありがとな、色々と」

「なんだよ」

「またな」

 

B

「俺たち親友だよな?」

「なんだよ突然」

「親友に親友って思われてないと最悪じゃん」

「親友だよ」

 

C

「俺死んじゃったけどさ」

「うん」

「いつでもこうしてまた会えるから、別にいいよな」

「うん」

「寂しくなったら、いつでも思い出せよ」

「お前もな」

 

小説は、11話分割とほぼ同じような終わり方をします。

B版がとても良いというのを聞いて11話版を聞いた後にB版を聞き、直が高階に聞いた「俺って高階の何?」という言葉と繋がっているのがとてもしんどく、初めはB版がとても良いなと思いました。

ですが、小説を読むと直に「泣くな」と言った高階がラジオより多く出てくるため、A版や11話分割の良さに気付きます。

C版は少しファンタジーが強いなという感じがありましたが、とある記事を読んで気持ちが変わりました。

 

その記事の中で、著者は小泉今日子さんに「僕の小説を読んで『彼に会わせてくれてありがとう』って言ってくれました」と話していました。

それがなんだかC版の会話に繋がるような気がして、他のバージョンにはない良さを感じました。

 

数ヶ月経ち、私は社会人になりました。直がオートリバースを世の中みたいと言った意味が、ちゃんと分かった気がします。

どれだけ疲れていても、どれだけ気持ちが乗らなくても、日曜日の次は月曜日です。休日のあとには平日がきて、出勤しなくてはいけません。仕事がすごく嫌なわけではない(なんならまだ研修の段階なので大変でもない)けれど今はその状態がなんとなく嫌です。日曜日、HiHi JetsYouTubeを見て「明日仕事か...」と思う毎週です。

 

ラジオを聞き、小説を読み、色々な記事を読み、少しでも多くオートリバースの世界を感じようとしました。

 インスタライブも見て、撮影風景から「これが等身大のチョクと高階なんだ」と思いました。あの映像の2人は、猪狩さんと作ちゃんではなく紛れもなくチョクと高階です。

NGが出た後にふと猪狩さんに戻って無邪気に笑う姿はめちゃくちゃ可愛いです。

 

著者の方が学生主人公を描くにあたってHiHi Jetsを参考にしたと仰っていましたが、ただただ感謝しかありません。小説を読むと猪狩さんと作ちゃんのビジュで、チョクと高階の姿になって映像として浮かび上がってきます。だらしなくズボンからワイシャツを出した2人が神社で雑誌を読んだり、ゲーセンに行ったり、NHKに向かっている姿は多分妄想の中ではなく事実です。

 

 

小説を読了したところで、母親にこの時代の話を聞いてみました。というよりも「こういう小説を読んで、こういうシーンがあって、」って話をしていく中で母親が「そうだねそんなんだったね」と教えてくれました。調べていく中でわかりきっていたことですが、親衛隊や暴走族は物語の中の話ではなく実際に存在していました。

 

一昔前、ジャニオタの間では〇〇軍団というものが流行っていました。2008年とかでしょうか。

なんとなく親衛隊は、それと同じような感じがします。

 

今も昔も、アイドルという日本の素晴らしい文化は変わりません。それを応援するファンたちの形も、全く同じではないにしろ似通っている部分はたくさんあります。

私がこの時代のアイドルに明るかったらもっとオートリバースの世界を理解し、面白い部分がたくさんあったのかなと思いますが、知らないからこそ面白いと思った部分もたくさんあるのだと思います。

ひとつ間違いなく言える事は、アイドルを、推しを生きがいとし応援する事で居場所を獲得する人は今も昔も変わらずいるということです。

 

 

途中まで書いていて放置していましたが、なんとこの度、約2時間というボリューム満点なオートリバース ディレクターズカット版が公開されるということで急いで書き上げてみました。

文を書くのが苦手ゆえ読みにくいものではありましたが、私のオートリバースへの熱が伝わればいいなと思います。

ディレクターズカット版がどんなものかはわかりませんが、5時から公開とのことなのでとにかく早起きして出勤前にきこうと思います。

こんなにも月曜日が楽しみな日曜日はありません。今なら日曜日の次は、はい、月曜日です。と勝手にひっくり返っても嫌な気はしません。

 

猪狩さんと作ちゃんではなくチョクと高階にまた会えるのが楽しみです。

私が宣伝するまでもありませんが是非みなさん聞いてください。

映画『ライアー×ライアー』を見て

どうしても見てすぐの熱のまま書きたかったので

まさかの推し歴の次がこの更新。

 

 

まずは松村北斗、主演おめでとう。

 

恋愛映画ということで、発表時は周りの同担が結構複雑な気持ちになっていましたが、

私としては自担が恋愛映画でもなんでも映像作品に出ることがとても嬉しいです。

そんなこんなでずっと「公開初日に観に行く!」と意気込んでいたわたしは無事公開日に自担の主演映画を見に行くことができました。

 

 

 

以下、映画『ライアー×ライアー』のネタバレを含みます。

 

 

 

 

 

 

 

あまり事前情報を入れずに観たので、「それ予告で言ってただろ!」とか「雑誌に書いてあったよ」というのは気にしないでください。

 

 

最初にスクランブル交差点を歩く人たちが映るんですが、そこでアイランドストアの袋がばっちり映ってて面白かったです。

そして渋谷で透と制服を着た湊がぶつかるシーン。

いやこんなんバレるだろって思ったら透から「何してんの?」というセリフ。

いや透も気づいてたんかい!!!!

勝手なイメージでは、透は最初っから気づかず一目惚れするもんかと思ってました。

 

 

そっから流れるように湊をナンパする透。

この顔面でLINE教えてとか言われたら教えちゃいますよね。

湊の「親厳しくて携帯持ってないんだよね」っていう言い訳も、今の時代厳しそう

そもそも渋谷を金髪巻紙で1人で歩くJKが携帯を持ってないなんてこと現実でありえる?と思いました。

しぶとく電話番号を渡す透も怖いですよね、執着心が。

 

その後、どんどん「ミナ」にはまっていく透を見て、可愛すぎる自担にメロメロ。

樹かジェシーにしか見せなくない?みたいなデレデレの表情が大画面で堪能できて感無量。

そういえば隣に座ってた女の子も、透が甘いセリフを言うたびに息を吸ってて面白かったです。

 

携帯を持ってないミナに携帯をあげるシーンはさすがにやばさを感じました。

透絶対ヤンデレだわ。

こいつ別れたら消息不明になるやつだ。

 

親が厳しいから携帯持てないのに、家にいるであろう時間に電話かけんなよってのもツッコミどころですね。

 

 

水族館のデートで透がヤドカリが大好きって話をした後にミナが間違えて昔の透の話をしてしまうシーン。

「だからみんながエイとかに興奮してる中1人でヤドカリ見て」まで言ってるけど、そんなんバレるでしょ!!!詰め甘すぎる!!!

「なんで知ってるの?」って言われて慌てて「私の話だよ?」って言うけどそんな全く一緒のシチュエーション経験してるなんて運命すぎるでしょ。

それに騙される透。本当に騙されてたのかうっすら気づいてるけど騙されたふりをしてあげたのか

 

 

ある日湊が男に家まで送ってもらい、家の前で話しているところにちょうどバイトから帰ってくる透。

透が先に家に入り、あとから湊が入ると玄関の不自然な位置で突っ立っている透。

あれは湊じゃなくてもびっくりする。

そのあと透が「今の彼氏?」って聞くの、絶対そういうことじゃん!!嫉妬してるじゃん!!

乙女漫画あるあるですね

 

 

何はともあれ、透とミナはデートを重ねて、ついに透がミナに合鍵を渡す。

彼女のために一人暮らしするってすごいけどそこまでしてくれる彼氏羨ましい〜!!

ただJKを家に連れ込む気満々なのはコンプラ的にどうなんですかね。

一人暮らし先の家がベッドではなく布団で昼間はちゃんと畳まれてることに安心しました。

合鍵を渡す前にミナにキスしようとして軽く突き返される透可愛かった。

私だったらあんなんキスしちゃうって。

 

 

そして引っ越しのシーンでついに出てくるしめちゃん。

可愛い!!!!!!

ラフ着でいかにも大学生って感じのゆるさ、たまらなく好き。

未だにしめちゃんはBBJのヤンキー役のイメージしかなさすぎて、こんなにさわやかな役をやっているの感動

そもそも同期で映画出演ってとこがエモいんですけどね。

 

 

ミナが親の転勤でエクアドルに行くからと透に別れを伝えるシーン。

自担が泣いてる!!!!!!自担を泣かせたのは誰?!?!?!ミナです。

ストーリーに泣きそうになると言うよりは、自担が泣いてる演技をしてることに泣きそうでした。

 

 

そのあと透は大学にも行かず、親やしめちゃんですら連絡がとれなくなる。

やっぱりね??????

最初はもうエクアドルに向かってるかどっかで死のうとしてるかだと思いました。

さすがにそこまで過激ではなかったよかった。

湊が透のアパートまで行き、外から「透!」と声をかけると「ミナ?!」と慌てて出てくる透。

よくよく考えたら、顔があんなに似てて声まで同じなんだから気づくよなぁ

湊と分かった瞬間「何?用ないなら帰って」と吐き捨てる透。

湊は湊で「私じゃダメなんだ」と落ち込んでるし

 

そして復活したミナ。

透の家まで行って帰ってきたよと顔見せた瞬間、キスを迫る透。

え?しちゃうの?!

と思ったら「外だから」と突き返してて安心。

ここでバイバイするときの北斗がめちゃくちゃ可愛い。

髪はボサボサ、服もダル着で裸足。だけど大好きなミナに向かって両手で手を振る姿がもうわんこ。好き。

 

 

だけどしばらくして、透から別れを告げる。

「ミナを利用して大事な人を忘れようとしてた。」

あるあるー!!

でもその大事な人を聞いたとき、透が「その人は死んだ」と答えた瞬間叫びそうになりました。

えーーーー?!?!?!死んだ????

まあ4秒くらいして、姉弟だから心の中で殺したって意味かなと理解したんですけど。

まさか死んだと言うと思わなくて目見開いちゃいました。

 

ミナと透は別れたけど、湊は透を好きになってしまい葛藤。

小関くんと色々あり、本当のことを言おうと決断する。

 

一方透は、「湊が携帯を2つ持っていた」という母の話から、もしかしてと疑いだす。

振り返れば、そもそもぶつかった瞬間顔が似ていて湊と間違えたし、今時のギャルなのに携帯を持っていない。水族館デートでは自分の過去を知っていたし、引っ越しの際には自分のことをギャル好きと罵ってきた。

自分の部屋に戻り、覚悟を決めてミナの携帯に電話をかけると隣の部屋から着信音が。

 

 

2人が品川駅でぶつかり、湊は渋谷の時と同じようにかける。

見上げた透の手元には、ミナの携帯が。

 

2人で丘の上で話し、湊はすべてを話して透に謝る。

すると、透も「ごめん」と言う。

「なんで謝るの?」と聞くと、実はずっと好きだったという告白。

回想シーンで北斗の学ラン姿が見れてにやにやしました。

あと、湊が男と帰ってきた時のシーンも回想に入ってくるのですが、玄関に入った瞬間崩れる透が、湊がドアを開けた時に慌ててまっすぐ立ち直して「あの不自然な立ち位置はこういうことか」と納得したと同時に透の表情の変わりように思わず吹き出しそうでした。

「ほんとバカだよね、私たちって」というセリフでハッピーエンド。

この時の透の顔がすごく優しくて好き。

 

「行きたいとこがある」と透が湊を連れてきたのは、2人が初めて出会った動物園。

2人で見たペンギンの前で、ついに、ついに、透が湊にキスをする。

まさに触れるだけのキスだったけど、思わず息を呑みました。

初めて会った日は、湊が姉らしく迷子になったら困るからと透の手を取り引っ張るが、今度は透が手を差し出す。あの日湊に言われた言葉を真似し、「今度は俺が引っ張る番」。

かっこいい!!!!

 

2人が手を繋ぐ後ろ姿のシーンで僕僕が流れ出す。

北斗から歌い出すこの曲が最高なんですわ。

そしてエンドロールが始まり、1番上には「松村北斗」の文字。

映画のエンドロールで1番最初に名前が出ることが嬉しすぎて、エンドロールで1番泣きました。ほんと。

エンドロール中に小窓で流れる映像ではその後幸せになる透と湊。

親にも打ち明け、丘の上で透がプロポーズをする。

「結婚してください」という透に私までにやにやしてしまう。

エンドロール終盤で2人の結婚式の映像に。

白いタキシードを着る北斗がカッコ良すぎるし、少しチャラめな参列するスーツを着たしめちゃんも最高すぎる。ありがとうございます。

 

 

映画を見終わったあとも余韻が抜けず、

とりあえず覚えているうちにと書き残してみました。

恋愛映画(とくに乙女漫画が原作の映画)は好きな俳優が出演していない限り見ないので何年振りでしたが、

透を演じる北斗が、表情や仕草から演技をしていて、素敵な作品だなととても思いました。

 

北斗のキスシーンは数年前に黒の女教師で見ていたからそれに比べたら衝撃は少ないので良かったです。

 

 

滑舌があまり良くなく、自分からもあまり「演技がしたい」とは言えなかった北斗が、主演としてこうやって堂々と演技をしている姿に感動しました。

もちろん、歌って踊ってアイドルをしている北斗も大好きだけれど、

北斗自身が大好きな演技をできているのを見るのも幸せです。

 

友人を連れてもう一回は見る予定なのでその時はもっと細かいところまで見れるといいなと思います。

7歳からジャニーズが好きな女が4年ぶりに沼った話③

続きです。

コロナによって生活が変わった時期から始まります。

 

2020年2月

暇な期間をジャニーズに充てるようになる

 

まだ外出がそれほど制限されていなかったちょうど1年前。それでもあまり人混みの多いとこに出かけるのは気をつけていました。

また、大学3年生の2月で就活が始まる(周りはすでに始めている人が多かったどころか終わっている人もいた)こともあり、出かける事を控えていました。

家の中でできる娯楽といえば、溜まりに溜まったジャニーズの映像を見返す事でした。

Hey! Say! JUMP(以下:JUMP)のDVDやガムシャラ、そして2010年からダビングを続けている少年倶楽部を見返し、ジャニーズの魅力に改めて気づかされました。

ですが、過去ばかりを見て今輝いているJrにはあまり目を向けず、昔の映像ばかりを見ていました。

 

 

2020年4月

 大橋和也に出会う

 

いつかは定かではありませんが、だいたいこのくらいの時期です。名前と顔自体はぎゃんすた時代から知っていましたし、なにわ男子になってからも知っていました。

ですが、昔のジャニーズを見返すうちにHip Hop JUMPが懐かしくなり、当時好きだった村田力斗くんを思い出しました。

辞めジュがどうしているかを調べるのが好きな私は(趣味が悪い事は重々承知)村田力斗くんのことを調べると、昔からの夢を叶えている事を知りました。それと同時に、「大橋和也が村田力斗に似ている」と言われていることを知ります。

村田くんに似ているということは私の好みの顔なはずです。

大橋くんを調べていくと、今の顔よりは2014年あたりの幼い時が似ている、という感じでした。

そして、誕生日が私と同じ8月9日ということを知ります。

何か共通点があると気になってしまうことが多く、この時点でかなり高感度が上がりました。

そして調べていくうちに見たパフォーマンス動画。

 

歌のレベルが高い

ダンスのレベルが高い

表情の使い方が上手い

 

大橋くんの沼に入り始めた瞬間です。

 

2020年5月

松村北斗への愛がぶり返す

 

過去のDVDを見返すうちに、やはり当時大好きだった北斗への愛が蘇ってきました。

NYCboys時代は末っ子でお兄さんたちのマネをしている可愛い姿、バカレア組になってからは治安悪めのパフォーマンスをするかっこいい姿、そして演技やソロパフォーマンスなど多種に渡る北斗の姿を見て、好きを実感しました。

それと同時に、B.I.shadow時代も思い出してしまい素直に応援できない自分がいました。

そんな時、1人の友人にSixTONESをプレゼンしてほしいと頼みました。

そのプレゼンを皮切りに、今の北斗の姿をどんどんと追って行き、沼にハマっていきました。

YouTubeを見るようになって、今を楽しむ北斗の姿を見て安心しました。本人がこんなに楽しそうなんだから、私が過去を引きずっているのはおかしいと自覚しました。

北斗が好きなSixTONESをわたしも好きだと、胸を張って言えるようになりました。

 

 

 

2020年7月28日

Johnny's DREAM IsLAND 2020→2025〜大好きなこの街から〜 

 

このライブは、私を関西ジャニーズに引き戻してくれたライブになります。

離れていた期間も好きだった大晴を見るため、大晴の出る728の日・春松竹・Aぇ単独は1つずつ購入するつもりでした。また、なにわ男子も見たくて1公演は買うつもりでした。

 

そして見た728の日。

関西ジャニーズの良いところがすべて詰まったライブを見て、my dreamsからはずっと涙を流しながら見ていました。「焼け野原」なんて呼ばれていた時代を私は支えることができなかった悔しさと、こんな素晴らしいジャニーズから4年も離れていた悔しさで涙が止まりませんでした。

 

 

そこからWEST公演、春松竹・なにわ単独・Aぇ単独をすべて見た私はこの2020年の夏をすっかりドリアイに費やしていました。

ちなみにずるずるととらじゃのオタクも続けていたので、うみ・元太・しめのサマパラ、そしてゆるゆる他のJrのサマパラも時間の許す限り見ていました。

8月のうち半分くらいは配信見てたんじゃないかってレベルです。

 

この一夏で、私はすっかり関西ジャニーズに引き戻されました。

WESTもまだ好きですが(とくに君幻→夢クロ→VIPの流れで号泣しました)、関西ジャニーズJr.にどんどん沼って行きました。

 

そこからは過去のグッズや公式写真をフリマアプリで購入したり、出演したバラエティなどを見始めるようになりました。

 

 

これが、私がジャニーズに戻ってきた流れになります。

要所要所だけかいつまんだつもりがしっかり語ってしまったしでも語り足りなくてむずむずします。

そして2020年、ここからどんどん推しが増えていきます。

 

今後は、推しを好きになったきっかけや魅力を語ったり、公演の感想やらを語ったり、推しのお仕事をメモがてら語ったりしようかなと思います。

 

 

 

 

私をジャニーズにつなぎ止めてくれたJUMP、私をジャニーズに引き戻してくれた関ジュ、ジャニーズの魅力の一つである「成長を見守る」という良さを実感させてくれるストやとらじゃたち、ありがとうございます。

7歳からジャニーズが好きな女が4年ぶりに沼った話②

続きですね。

こちらでは、2016年〜2020年3月あたりのジャニーズから少し離れ、ほんとうにゆるくしか推していなかった時代について書いていこうとおもます。

基本的には終始ジャニーズのやり方にキレていた気がします。

 

 基本的にこの時期はHey! Say! JUMP(以下:JUMP)はシングルが出たら音楽番組で聞く、Jr含め現場にはいかない、新しいグループやデビューなどの大きな出来事だけ気に掛ける。

というスタンスでした。

あ、年越しは毎年ちゃんとカウコンを見ながらでした。

 

別界隈にどっぷり浸かっており、そちらで月2〜3でイベントに行ったりなどしていたのでジャニーズにかける時間がなかった、というのが正しいです。

決して自担に冷めたわけではなかったのですが、他の推しの熱が上がってしまった、というわけです。

 

では、私が離れていた時期の個人的大きな出来事を綴って行きます。

 

 

2016年5月21日

Love-tune結成

 

結成直後からTravis Japan(以下:とらじゃ)を推していた身として、美勇人と顕嵐がいなくなってしまうことは本当に辛かったです。とくにとらじゃでは一番顕嵐を推しており、あらちか(阿部・宮近)シンメが大好きだったので、もうとらじゃを推せないな、と思いました。

 

 

2018年1月17日

King&Prince (以下:キンプリ)デビュー発表

 

きしふうやC3が大好きだった私は当時のことを振り返ると本当に辛くて嫌な思い出だった記憶があるのですが、SNS上ではキンプリのデビュー、とくに岸くんのデビューをとても喜んで祝福していました。「絶対現場行くからね」とも言っており、自分の記憶違いなのか本音を隠してSNSに投稿していたかはわかりません。

ですが、ずっとJr.で一番好きだった岸くんがついにデビューということで嬉しい気持ちは少なからずあったと思います。

 

 

2018年3月5日

ジャニーズJr.チャンネル開設

 

今でこそ前グループの動画を見るほどですが、当時はあまり前向きではありませんでした。

元々ジャニーズはドラマのキャスト欄でもイラストで載るほどネットで気軽に発信されるべきではないと捉えていました(滝CHANNel・ISLAND TVなどはジャニーズ公式サイトなので別)。

ジャニーズがどんどん身近になってしまい、手の届かないアイドルが無料でネットで見れてしまうということに戸惑いを隠せませんでした。

 

 

2018年8月

岡本圭人 芸能活動休止

 

初めは、留学という前向きな理由での活休でとくに大事に捉えておらず、2年後に卒業したらすぐ戻ってくると信じていました。しばらくの間8人か、少なくなっちゃったなと思うくらいでした。

ですが、8人のパフォーマンスに物足りなさを感じていたのも事実です。

 

 

2018年10月6日

なにわ男子結成

 

なにわ皇子大好きだった私にとって、この出来事はとても大きなものとなりました。

大吾くんんとりゅちぇに新しいグループができた嬉しさ、新しい場所で今度こそ輝いてほしいという前向きな気持ち。

それと同時に、残された康二のことを考えるたびに辛くなりました。柊真くんは美容師へ、平野はキンプリでデビューへとそれぞれ輝かしい道へと進み、康二も関ジュを引っ張る立場でずっと頑張っていたのに、どうして?と思っていました。

 

 

2019年1月17日

向井康二Snow Man(以下:スノ)に加入

 

これには賛否両論あると思いますが、私は嬉しかったです。6人時代のSnow Manはかろうじてメンバー全員わかるくらいだったので、康二に新しい場所ができるならもうなんでもいいと、康二がデビューに近づくならなんでもいいと思っていました。

 

 

2019年7月9日

ジャニーさん死去

 

ジャニーズを完全に降りようと決めた瞬間でした。泣きながら辞めジュのツイートをスクショして一晩明かしました。

ジャニーさんのいわゆる「オキニ」という存在に何度も辛くなりましたし、ジャニーさんのことを全肯定していたわけではありません。ですが、私が好きなのはジャニーさんが作り上げたジャニーズです。この時すでに人生の半分以上をジャニヲタとして過ごしていたので、ジャニーさんのいないジャニーズをこれからどう見ていけばいいんだろうと思いました。

合宿中だったためお別れ会に参加できなかったことが今でも心残りです。

 

 

2019年8月8日

Snow Man&SixTONES(以下:スト) デビュー発表

 

北樹大好きな私でしたが、これに関しては複雑でした。

B.I.shadow(以下:美愛)を忘れられない私にとって、もう戻ることはないんだと改めて実感させられたことが辛かったです。

また、スノスト同時デビューという意味のわからない売り方にもキレていました。Kis-My-Ft2Sexy ZoneA.B.C-Zが短期間でデビューした時でさえ売り方に問題があるなと感じたのに、同日なんてもっとひどくなることが目に見えていました。

しかも、発表がJr祭りというとらじゃや他のグループもいる場。ジャニーズを離れてからはレポなんてほぼ見ていませんでしたが、この日は朝までレポを読みその地獄の片鱗を味わいました。

 

 

そしてコロナによる自粛期間に入って行きます。

 

 

このジャニーズから離れていた約4年間、1つだけ欠かさず見ていたものがありました。

 

JUMPの冠番組『いただきハイジャンプ』です。

 

この番組は、初回の特番から見ており、レギュラー番組として放送され始めてからも毎週録画をし欠かさず見ていました。

この番組が私とジャニーズをつないでくれたんだと思います。

 

テレビで大ちゃんを見るたびに好きだなと思うし、JUMPの空気感やグループとしてのまとまりが好きだなと実感させられました。

この番組のおかげで、ジャニーズへの気持ちが切れずに今までいれたと思います。

 

 

次はジャニーズの沼に戻ってきた後からの話をしたいと思います。